はじめに:ドバイチョコレートブームが新大久保に上陸
TikTokから爆発的に広がったドバイチョコレートブーム。ピスタチオクリームとカダイフ(糸状の生地)がチョコレートに包まれた、見た目も食感も新しいスイーツが、ついに新大久保で本格的に食べられるようになりました。
韓国のコンビニCUで売り切れ続出となったこの話題のチョコレートは、2025年1月現在、新大久保の複数の店舗で購入可能です。今回は実際に新大久保を歩き回って、ドバイチョコレートが食べられる全店舗を徹底調査。価格、味、購入のしやすさまで、詳しくレポートします。
ドバイチョコレートとは?基本情報をおさらい
発祥と特徴
ドバイチョコレートは、アラブ首長国連邦ドバイの「Fix dessert chocolate」というブランドが開発した高級チョコレートです。最大の特徴は、中東の伝統的な食材であるピスタチオペーストとカダイフを使用している点。カダイフとは、小麦粉と水を主原料とした極細の生地で、バクラヴァなど中東のお菓子によく使われています。
本家のドバイチョコレートは1個あたりAED 68.25(約2,617円)という高級品ですが、その独特な食感と濃厚なピスタチオの風味、そして「パリパリ」という音を楽しむASMR要素が話題となり、世界中でバイラルヒットしました。
なぜ新大久保で人気?
新大久保がドバイチョコレートの聖地となった理由は、韓国での爆発的な人気にあります。2024年後半から韓国のコンビニエンスストアCUがドバイチョコレートの販売を開始すると、瞬く間に売り切れ続出の人気商品に。韓国のインフルエンサーたちがこぞってSNSに投稿し、その波が日本にも到達しました。
韓国カルチャーの発信地である新大久保では、いち早くこのトレンドをキャッチ。複数の店舗がドバイチョコレートの輸入・販売を開始し、2025年1月現在では日本で最もドバイチョコレートが手に入りやすいエリアとなっています。
新大久保ドバイチョコレートMAP:実食可能な全店舗リスト
1. ZEALSTORE(ジールストア)
項目 | 詳細 |
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住所 | 新大久保駅から徒歩3分 |
営業時間 | 10:00-22:00 |
ダークチョコレート版(23g) | 1,680円 |
ミルクチョコレート版(65g) | 2,980円 |
BIGサイズ(210g) | 6,800円 |
特徴: 新大久保でも早期にドバイチョコレートの販売を開始した店舗。SNS映えを意識したパッケージで、東京土産としても人気。在庫は比較的安定していますが、週末は売り切れることも。
混雑時間帯: 土日15:00-18:00は行列必至。平日11:00-13:00が狙い目。
実食レポート: ダークチョコレート版は、ビターな味わいとピスタチオの濃厚さのバランスが絶妙。カダイフの量は控えめですが、食べやすさを重視した日本人向けの味付けになっています。
2. cafe gumm(カフェガム)
項目 | 詳細 |
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住所 | 新大久保駅から徒歩5分 |
営業時間 | 11:00-23:00 |
ドバイフィナンシェ | 550円 |
ドバイチョコレートドリンク | 780円 |
特徴: ドバイチョコレートの進化系「ドバイフィナンシェ」を提供する革新的なカフェ。フィナンシェのしっとりとした食感に、ドバイチョコレートのパリパリ感を組み合わせた新感覚スイーツが話題。
実食レポート: ドバイフィナンシェは、温かい状態で提供されるため、チョコレートがとろりと溶けて絶品。ピスタチオクリームがフィナンシェに染み込み、カダイフのサクサク感がアクセントになっています。
3. K-PLAZA(ケープラザ)
項目 | 詳細 |
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住所 | 大久保通り沿い |
営業時間 | 9:00-24:00 |
韓国産ドバイチョコレート(40g) | 1,280円 |
プレミアムドバイチョコレート(60g) | 1,980円 |
特徴: 韓国から直輸入したドバイチョコレートを中心に扱う大型店舗。種類が豊富で、ホワイトチョコレート版やルビーチョコレート版など、珍しいバリエーションも。
実食レポート: 韓国産のドバイチョコレートは、本家に比べてピスタチオクリームが甘め。カダイフの量が多く、パリパリ感を存分に楽しめます。
4. 新大久保コリアンタウン内の屋台
項目 | 詳細 |
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場所 | イケメン通り周辺 |
営業時間 | 12:00-21:00(天候により変動) |
ミニドバイチョコ(15g) | 500円 |
ドバイチョコアイス | 600円 |
特徴: 手軽に食べ歩きできるミニサイズのドバイチョコレートを販売。夏季限定でドバイチョコレートアイスも登場し、新たな楽しみ方を提案。
実食レポート: ミニサイズながら、ピスタチオとカダイフの存在感はしっかり。食べ歩きに最適なサイズで、初めての人にもおすすめ。
SNS映え撮影スポット&おすすめ構図
新大久保の撮影ベストスポット
- 大久保通りの韓国看板前: カラフルな韓国語看板を背景に、ドバイチョコを手に持って撮影
- イケメン通りの壁画前: インスタ映えする壁画とドバイチョコのコラボショット
- 各店舗のネオンサイン前: 夜の撮影で幻想的な雰囲気を演出
撮影テクニック
- 自然光活用: 14:00-16:00の斜光が最もチョコレートを美しく見せる
- 断面ショット: 一口かじった瞬間のピスタチオクリームとカダイフの層を撮影
- 動画撮影: パリッという音を収録できるよう、静かな場所で撮影
ドバイチョコレートの美味しい食べ方・楽しみ方
ASMR体験を最大限に楽しむ方法
- 静かな環境で食べる: カダイフのパリパリ音を楽しむため、できるだけ静かな場所で
- 一口目は大きめに: 最初の一口でパリッという音を最大限に体感
- 動画撮影のコツ: スマホを近づけて、音がしっかり録音できる位置で撮影
温度による味の違い
- 常温(20-25℃): チョコレートの口どけとピスタチオクリームのバランスが最適
- 冷蔵(5-10℃): パリパリ感が増し、ASMR要素を楽しみたい人向け
- 少し温めて(30℃前後): チョコレートがとろけて、ピスタチオクリームと一体化
ペアリングのおすすめ
- コーヒー: エスプレッソやアメリカーノなど、苦味のある飲み物と相性抜群
- 紅茶: アールグレイやダージリンなど、香り高い紅茶がピスタチオの風味を引き立てる
- ミルク: 濃厚な味わいをマイルドにしてくれるので、お子様にも
本物のドバイチョコレートを見分ける方法
チェックポイント
- ピスタチオクリームの色: 鮮やかな緑色が本物の証。着色料を使用していない天然のピスタチオ色
- カダイフの量と質: 細くて均一な糸状の生地がしっかり入っているか
- チョコレートの品質: カカオの香りが豊かで、口どけが滑らか
- 価格: あまりに安価なものは、材料を節約している可能性大
購入時の注意点
- 賞味期限: 輸入品は賞味期限が短い場合があるので要確認
- 保存状態: 直射日光を避けた涼しい場所で保管されているか
- パッケージ: 密封されており、油染みなどがないか
カロリーと栄養成分:ドバイチョコレートのヘルシー面
栄養成分(100gあたりの推定値)
栄養素 | 含有量 |
---|---|
エネルギー | 約550kcal |
タンパク質 | 8g |
脂質 | 35g |
炭水化物 | 50g |
食物繊維 | 3g |
ピスタチオの健康効果
ピスタチオには以下の栄養素が豊富に含まれています:
- ビタミンB6: エネルギー代謝をサポート
- カリウム: むくみ解消に効果的
- 食物繊維: 腸内環境を整える
- 不飽和脂肪酸: コレステロール値の改善に貢献
適量の目安
美味しいからといって食べ過ぎは禁物。1日あたり20-30g(板チョコ3-4片程度)が適量です。高カロリーなので、おやつとして楽しむ際は他の間食を控えめに。
DIYドバイチョコレート:自宅で作る方法
必要な材料(板チョコ4枚分)
- ダークチョコレート:200g
- ピスタチオペースト:100g
- カダイフ:50g
- バター:10g
- 塩:少々
作り方
- カダイフの準備: フライパンにバターを溶かし、カダイフを炒める。きつね色になったら塩を少々振って冷ます
- ピスタチオクリーム作り: ピスタチオペーストに炒めたカダイフを混ぜ合わせる
- チョコレートの準備: チョコレートを湯煎で溶かし、型の半分まで流し込む
- 組み立て: チョコレートが少し固まったら、ピスタチオクリームを中央に置き、残りのチョコレートで覆う
- 冷却: 冷蔵庫で2時間以上冷やし固める
材料の入手先
- ピスタチオペースト: 富澤商店、カルディ、Amazonなどで購入可能(1,500-2,000円/200g)
- カダイフ: ハラルフードショップ、中東食材店、楽天市場(800-1,200円/500g)
ドバイチョコレートの今後:2025年のトレンド予測
新フレーバーの登場
2025年は、従来のピスタチオ以外のナッツを使用したバリエーションが増える見込み。アーモンド、ヘーゼルナッツ、カシューナッツなど、様々なナッツペーストを使用した新商品が登場予定。
大手メーカーの参入
日本の大手製菓メーカーも、ドバイチョコレートブームに注目。2025年春には、コンビニエンスストアでも手軽に購入できる商品が登場する可能性が高いです。
地域限定商品の開発
新大久保だけでなく、原宿、渋谷、横浜など、若者が集まるエリアでの限定商品開発が進行中。各地域の特色を活かしたオリジナルドバイチョコレートが期待されます。
まとめ:新大久保でドバイチョコレート体験を楽しもう
ドバイチョコレートは、単なる流行のお菓子ではなく、食感、音、味、すべてにおいて新しい体験を提供してくれるスイーツです。新大久保では、本場の味から日本人向けにアレンジされたものまで、様々なドバイチョコレートを楽しむことができます。
週末は混雑が予想されるので、平日の午前中が狙い目。複数の店舗を回って、自分好みのドバイチョコレートを見つけてみてはいかがでしょうか。SNSでの投稿も忘れずに、ドバイチョコレートブームを一緒に盛り上げていきましょう!
最後に、新大久保を訪れる際は、ドバイチョコレート以外の韓国グルメも楽しんでください。チーズハットグ、タッカルビ、かき氷など、美味しいものがたくさん待っています。新大久保で、最高のグルメ体験を!