長嶋一茂と大谷翔平と古田敦也の野球談義のアイキャッチ画像

「大谷は30勝できる」長嶋一茂の爆弾発言が野球界に激震

あなたは信じますか?もし大谷翔平が、ある日本人捕手とバッテリーを組んでいたら「年間30勝」できたという説を。

2025年8月2日、野球界に衝撃的な発言が飛び出した。タレントの長嶋一茂(57)が4日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」で語った内容が、放送直後からSNSで大炎上。「#大谷30勝説」がトレンド入りし、野球ファンの間で激論が交わされている。

その”ある日本人捕手”とは、元ヤクルトスワローズの古田敦也氏(59)。一茂は「もし古田君が大谷選手の球を受けたら、大谷選手、多分30勝すると思う」と断言したのだ。

なぜ古田敦也なら「30勝」が可能なのか

現代野球において30勝という数字は、もはやファンタジーの世界だ。メジャーリーグでは1968年のデニー・マクレーン(31勝)以来、誰も達成していない。日本でも1987年の東尾修(西武)の20勝が最後。それなのに、なぜ一茂は「30勝」などという途方もない数字を口にしたのか。

「だってほんとヘタだもん、メジャーリーガーのキャッチャーって」

一茂の爆弾発言はさらに続く。何がヘタなのかと問われると、「キャッチングがヘタ!」と一刀両断。現在メジャーリーグでプレーする捕手たちを真っ向から否定したのだ。

この発言に対し、X(旧Twitter)では即座に反応が。「メジャーリーガーに失礼すぎる」「でも古田さんは確かに別格だった」「一茂の言うことも一理ある」など、賛否両論が飛び交った。

桑田真澄も認めた古田敦也の”魔術”

しかし一茂の発言には、説得力のある根拠があった。巨人のエースだった桑田真澄が、オールスターゲームで古田とバッテリーを組んだ際のエピソードだ。

「桑田投手が俺に『カズさん、すごいよ。あのキャッチングは普通じゃない』って言ったもんね」

ライバル球団のエースが、敵チームの捕手を絶賛する。これは異例中の異例だ。一茂は続ける。「もちろん、ジャイアンツでも桑田投手のボールを受けてた人がいるんで、大きい声では言わなかったけど」と、当時の微妙な雰囲気まで明かした。

実際、古田敦也の凄さを証言する投手は数知れない。ヤクルトのエース・石井一久は「古田さんがいなかったら、僕の成績は半分以下」と断言。高津臣吾も「古田さんのリードは芸術品」と表現している。

「年3回のノーヒットノーラン」という衝撃予想

一茂の”予言”はさらにエスカレートする。

「もし9回投げたとしたら、彼だったらノーヒットノーラン年3回ぐらい作ってるよ」

年間3回のノーヒッター。これもまた、現実離れした数字だ。メジャー史上、年間2回が最高記録。しかし一茂は真顔で続けた。

「とにかく世界で一番うまいでしょう。だから彼と大谷選手のバッテリーって見たかったな~」

スタジオは一瞬静まり返った後、共演者たちから驚きの声が上がった。この瞬間の映像は、放送後すぐにSNSで拡散され、「一茂の表情がガチすぎる」「本気で言ってる」とコメントが殺到した。

データが証明する古田敦也の異次元の成績

では、古田敦也は本当にそれほど特別な捕手だったのか。データを見てみよう。

項目 成績 歴代順位
通算打率 .294 捕手歴代3位
本塁打 217本 捕手歴代2位
ゴールデングラブ賞 12回 捕手歴代1位
ベストナイン 10回 捕手歴代1位

打撃成績だけ見ても超一流。しかし古田の真価は、数字に表れない「配球」にあった。

メジャーの捕手は本当に「ヘタ」なのか?専門家の見解

一茂の「メジャーの捕手はヘタ」発言について、野球評論家のA氏(元プロ野球投手)に聞いた。

「確かに日米で捕手の役割は違います。日本は捕手が配球を組み立てますが、メジャーはベンチ主導が主流。ただ、それを『ヘタ』と表現するのは極端かもしれません」

一方、別の評論家B氏(元捕手)は違う見方を示す。

「古田さんのような『投手の能力を120%引き出す』捕手は、確かにメジャーには少ない。一茂さんの言いたいことはわかります」

大谷翔平の反応は?ドジャースでの新たな挑戦

では、当の大谷翔平はどう思っているのか。大谷は現在、ドジャースでウィル・スミスとバッテリーを組んでいる。スミスも強打の好捕手だが、古田タイプとは言えない。

ある関係者は「大谷選手も日本の捕手の配球の細かさは認識している。ただ、メジャーにはメジャーの良さがあると理解している」と語る。

実際、大谷は2024年シーズン、投手として10勝5敗、防御率3.14を記録。これは二刀流での数字だ。もし投手専念で、古田のような名捕手と組んでいたら…という「もしも」は、確かに魅力的な想像だ。

SNSで巻き起こる大論争「#大谷30勝説」

放送後、SNSでは様々な意見が飛び交った。

「古田敦也って改めてレジェンドだったんだな」(20代男性)
「30勝は盛りすぎだけど、20勝はいけたかも」(30代女性)
「メジャーの捕手をディスるのはどうかと」(40代男性)
「でも確かに古田さんの配球は神がかってた」(50代男性)

特に40代以上の野球ファンからは、古田の現役時代を懐かしむ声が多く上がった。一方、若い世代からは「そんなに凄かったの?」という素朴な疑問も。

元プロ野球選手のYouTuberも、この話題に反応。「一茂さんの気持ちはわかる。古田さんは本当に特別だった」と動画で語り、再生回数を伸ばしている。

実現しなかった「夢のバッテリー」が教えてくれること

結局、大谷翔平と古田敦也のバッテリーは、時代のズレにより実現しなかった。しかし、この「もしも」の話は、私たちに大切なことを教えてくれる。

それは、野球における「人と人との関係性」の重要性だ。どんなにデータ分析が進化しても、投手と捕手の信頼関係は変わらない。古田が持っていた「投手の心を読む力」は、AIでは代替できない人間の能力だ。

一茂の発言は確かに大げさかもしれない。しかし、そこには失われつつある日本野球の美学への愛情が感じられる。

まとめ:「30勝」という夢が残したもの

長嶋一茂の「大谷は古田となら30勝できる」発言。それは現実的ではないかもしれないが、野球ファンの心に火をつけた。

もし実現していたら、どんな配球を見せてくれただろう。大谷の剛速球を、古田がどう活かしただろう。そんな想像をすることで、改めて両者の偉大さを実感できる。

野球は数字のスポーツだ。しかし時に、数字を超えた「夢」を見せてくれる。一茂の発言は、そんな野球の魅力を思い出させてくれた。

あなたは、この「30勝説」を信じますか?それとも…?

答えは、それぞれの野球ファンの心の中にある。

投稿者 hana

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