さんま70歳が暴露!野茂らと飲み屋で説教された衝撃の夜
2025年8月2日深夜、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で明石家さんま(70)が明かした、日本人メジャーリーガーたちとの爆笑エピソードが話題を呼んでいる。なんと野茂英雄、吉井理人といった日本野球界のレジェンドたちと飲みに行った際、酔っ払った飲み屋の女性から全員が説教されたというのだ。
イチローの殿堂入りで蘇った20年前の記憶
きっかけは7月27日(日本時間28日)のイチローの米国野球殿堂入りだった。イチローが日本語で「野茂さん、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べたことに触れ、さんまは野茂との思い出話を語り始めた。
「野茂と飲みに行った時のことなんですけどね」と切り出したさんまは、当時の状況を詳しく説明。メンバーは、さんま本人、お笑いコンビ「昭和のいる・こいる」の村上ショージ、そして日本人メジャーリーガーの先駆者である野茂英雄と吉井理人という豪華な顔ぶれだった。
「野茂、何様やねん!」酔った女性の暴走が止まらない
4人で楽しく飲んでいたところ、店の女性が泥酔状態に。そして突如として全員への説教が始まったという。
「野茂、何様やねん!」
「村上、屋上から言え!」
「吉井、そのヒゲでええと思ってんのか!」
あまりの暴言にショージが「チェンジ!」と叫んだが、女性は一向に引き下がらず、むしろさらに飲み続けたという。さんまは「そんな思い出があるんですよ、野茂と」と当時を振り返りながら大爆笑していた。
日本人メジャーリーガーたちの意外な一面
この話で浮かび上がったのは、普段はストイックなイメージの強い日本人メジャーリーガーたちの人間味あふれる一面だ。野茂英雄といえば、1995年にドジャースでメジャーデビューを果たし、「NOMOマニア」という言葉まで生まれた日本野球界のパイオニア。吉井理人も1998年からメジャーリーグで活躍し、その後は日本球界で監督も務めた実績を持つ。
そんな彼らが、さんまやショージと一緒に普通の飲み屋で酒を酌み交わし、酔った女性に説教されても笑っていたというエピソードは、ファンにとって新鮮な驚きだろう。
さんまが語る「野球選手との付き合い方」
さんまは長年にわたり、多くのプロ野球選手と交流を持ってきた。番組内では他にも、長嶋茂雄夫妻との食事会の思い出なども語っており、「それが財産やな。今でも大事に」と述べている。
特に野茂とは深い親交があったようで、メジャーリーグ挑戦前から応援していたことも知られている。野茂がトルネード投法で全米を熱狂させていた頃、日本では深夜に衛星放送で試合を見るファンが急増。さんまもその一人だったという。
なぜこのエピソードが今になって話題に?
実はこの飲み会エピソード、さんまは過去にも何度か話したことがあるという。しかし、イチローの殿堂入りというタイミングで改めて語られたことで、SNS上で大きな反響を呼んでいる。
特に注目されているのは、野茂や吉井といったメジャーリーガーたちが、泥酔した女性の暴言に対して怒ることなく、むしろ笑い話として受け止めていたという点だ。「さすがメジャーリーガーは器が大きい」「こんな一面があったなんて」といった声がSNS上にあふれている。
村上ショージの「チェンジ!」が生んだ笑い
また、村上ショージの「チェンジ!」という叫びも話題となっている。芸人らしい機転の利いた対応だが、結局女性は変わらず、むしろ状況が悪化したというオチも、さんまワールド全開のエピソードとして受け入れられている。
ショージ自身も後に「あの時は本当に焦った」と語っているが、今となっては貴重な思い出になっているようだ。
野茂英雄の人柄が垣間見える瞬間
野茂英雄といえば、寡黙でストイックなイメージが強い。メディアへの露出も少なく、現役時代から「ミステリアス」な存在として知られていた。しかし、このエピソードからは、親しい仲間とリラックスして飲む、普通の一面が垣間見える。
「野茂、何様やねん!」と言われても笑っていられる余裕。それは、本当の意味での自信と人間的な大きさの表れかもしれない。メジャーリーグという世界最高峰の舞台で戦ってきた男の、意外な素顔が見えた瞬間だった。
吉井理人の「ヒゲ」にまつわる秘話
エピソードの中で、吉井理人は「そのヒゲでええと思ってんのか!」と言われたという。実は吉井のヒゲには、メジャーリーガー時代からのこだわりがあった。
日本では比較的珍しかった口ひげスタイルも、メジャーリーグでは個性の一つ。吉井はそれを貫き通し、後に日本球界に戻ってからも、そのスタイルを変えなかった。酔った女性の言葉も、ある意味では吉井の個性的なスタイルへの「褒め言葉」だったのかもしれない。
さんまが大切にする「人との繋がり」
70歳になったさんまが、今でも鮮明に覚えているこのエピソード。それは単なる笑い話ではなく、人との繋がりを大切にしてきたさんまの人生観が表れている。
「笑いは人を繋ぐ」という信念のもと、野球選手、芸人、一般の人々まで、分け隔てなく接してきたさんま。その姿勢が、野茂や吉井といったスーパースターたちとも、普通の飲み仲間として付き合える関係を築いてきたのだろう。
イチローから野茂への感謝の言葉が繋いだ縁
イチローが殿堂入りスピーチで野茂に感謝を述べたことは、日本野球界にとって歴史的な瞬間だった。野茂がいなければ、イチローのメジャー挑戦もなかったかもしれない。その野茂とさんまが持つ特別な思い出が、こうして2025年の夏に蘇った。
時を超えて語り継がれる、人と人との繋がり。それこそが、さんまが「財産」と呼ぶものなのだろう。
まとめ:笑いと感動が交差する夜
明石家さんまが語った、野茂英雄、吉井理人との飲み会エピソード。それは単なる笑い話を超えて、日本野球界のレジェンドたちの人間味あふれる姿を伝える貴重な証言となった。
酔った女性に説教されても笑っていられる器の大きさ。そして、それを20年経っても楽しそうに語るさんま。このエピソードは、真の強さとは何か、本当の友情とは何かを、私たちに教えてくれる。
2025年の夏、イチローの殿堂入りをきっかけに蘇った思い出話は、きっと多くの人の心に残るだろう。野茂、吉井、さんま、ショージ。4人の男たちが過ごした、あの夜の出来事は、今も色褪せることなく、人々に笑いと感動を与え続けている。