⚠️ 今すぐ確認すべき3つのポイント
- あなたの地域の最接近時刻:東北は今夜22時頃、北海道は明朝6時頃
- 明日の通勤・通学:JR東日本は計画運休の可能性大、在宅勤務の準備を
- 停電・断水対策:今すぐスマホ充電、懐中電灯・水の確保を
台風5号(ナーリー)最新情報 – 2025年7月14日18時現在
【速報】台風5号(ナーリー)は、7月14日(月)午後6時現在、宮城県石巻市の東約130キロの海上を時速約55キロで北へ進んでいます。今夜には東北太平洋沿岸に最接近し、帰宅ラッシュ後の時間帯に最も危険な状況となります。明日15日(火)には北海道に上陸する可能性が高く、約60年ぶりの7月台風上陸となる見込みです。
🕐 地域別最接近時刻(緊急確認)
地域 | 最接近時刻 | 現在の状況 | 今すぐすべきこと |
---|---|---|---|
福島県 | 20時頃(あと2時間) | 暴風警報発令中 | 外出を控え、停電対策を |
宮城県 | 22時頃(あと4時間) | 強風域に突入 | 帰宅を急ぎ、屋内待機を |
岩手県 | 15日0時頃 | 強風注意報 | 避難準備、懐中電灯確認 |
青森県 | 15日3時頃 | 大雨注意報 | 就寝前に対策完了を |
北海道 | 15日6時頃〜 | 台風接近中 | 明朝の通勤は困難、在宅準備 |
現在の台風情報(14日18時時点)
項目 | 詳細 |
---|---|
中心位置 | 宮城県石巻市の東約130キロ |
進行方向・速度 | 北へ時速55キロ |
中心気圧 | 985ヘクトパスカル |
最大風速 | 25メートル/秒 |
最大瞬間風速 | 35メートル/秒 |
⚡ 緊急:停電・ライフライン対策
東北電力発表:すでに福島県で約2万戸が停電。今夜から明朝にかけて、東北全域で大規模停電の恐れがあります。
今すぐやるべき停電対策チェックリスト
- ✅ スマートフォン・モバイルバッテリーを満充電に
- ✅ 懐中電灯・ラジオの動作確認(予備電池も)
- ✅ 浴槽に水を満タンに(トイレ用)
- ✅ 飲料水の確保(1人1日3リットル×3日分)
- ✅ 冷凍庫の食材を冷蔵庫へ移動
- ✅ 現金の準備(ATM使用不可に備え)
🚃 明日の通勤・通学は絶望的
鉄道運行予定(14日18時現在)
⚠️ JR東日本は15日始発からの計画運休を検討中
- 東北新幹線:15日午前中は全線運休の可能性大
- 在来線:東北本線、仙山線、仙石線など主要路線は始発から運休見込み
- 北海道新幹線:15日は終日運休の可能性
企業の皆様へ:明日15日は在宅勤務への切り替えを強く推奨します。無理な出社は従業員の安全を脅かします。
地域別の最接近時刻と影響(詳細版)
東北地方(14日夜〜15日未明)- 帰宅ラッシュ後に最悪の状況
月曜夜という最悪のタイミングで台風が接近します。多くの方が帰宅した後の時間帯ですが、深夜の停電や暴風に備える必要があります。
- 福島県:14日20時頃に最接近
- いわき市、相馬市など沿岸部で暴風警報
- すでに一部地域で停電発生
- 避難指示(レベル4)が沿岸部で発令中
- 宮城県:14日22時頃に最接近
- 仙台市でも最大瞬間風速30m/s予想
- 石巻市、気仙沼市で高波6メートル
- 深夜の避難は危険、今すぐ安全確保を
- 岩手県:15日0時頃に最接近
- 大船渡市、陸前高田市で暴風警戒
- 内陸部でも強風による停電注意
- 青森県:15日3時頃に最接近
- 八戸市など太平洋側で大雨警戒
- 早朝の通勤時間帯への影響懸念
北海道(15日朝〜昼)- 約60年ぶりの7月台風上陸
北海道では台風への備えが不十分な家庭が多く、特に警戒が必要です。1966年以来、約60年ぶりの7月台風上陸となる可能性があります。
- 渡島・檜山地方:15日6時頃から影響
- 函館市で上陸の可能性
- 最大瞬間風速35m/s予想
- 通勤・通学は極めて危険
- 胆振・日高地方:15日9時頃に最接近
- 苫小牧市、室蘭市で暴風警戒
- 火山灰地域での土砂災害注意
- 石狩・空知地方:15日12時頃に影響
- 札幌市でも強風警戒
- 都市部での看板等飛散注意
予想される被害と警戒事項(拡充版)
⚠️ 人的被害を防ぐために
過去の台風では、以下のような原因で死傷者が発生しています:
- 強風による転倒・飛来物(全体の40%)
- 絶対に外出しない
- 窓から離れて過ごす
- 土砂災害(全体の30%)
- 崖・急傾斜地から離れる
- 2階以上への垂直避難も検討
- 河川の増水・氾濫(全体の20%)
- 河川に近づかない
- 地下室・半地下は危険
暴風・強風による被害
地域 | 15日の予想最大風速 | 予想最大瞬間風速 | 想定被害 |
---|---|---|---|
北海道 | 23メートル/秒 | 35メートル/秒 | 屋根瓦飛散、ビニールハウス倒壊 |
東北 | 20メートル/秒 | 30メートル/秒 | 看板落下、倒木による停電 |
関東 | 18メートル/秒 | 25メートル/秒 | 交通機関の乱れ継続 |
高波・高潮による被害
地域 | 15日の予想波高 | 特に危険な場所 |
---|---|---|
北海道太平洋側 | 7メートル | 釧路、根室、浦河の港湾地区 |
東北太平洋側 | 6メートル | 八戸、宮古、釜石の沿岸部 |
関東太平洋側 | 5メートル | 銚子、大洗の海岸線 |
大雨による被害(線状降水帯の可能性)
気象庁発表:東海地方で線状降水帯発生の可能性があります。東北地方でも局地的な豪雨に警戒してください。
15日18時までの予想降水量:
- 関東甲信:200ミリ(平年の7月1か月分の約60%)
- 北海道:120ミリ(道南で記録的大雨の恐れ)
- 東北:80ミリ(山沿いで100ミリ超の可能性)
🏥 医療・介護が必要な方への緊急アドバイス
在宅医療機器使用者の方へ
- 人工呼吸器:予備バッテリーの確認、かかりつけ医への連絡
- 在宅酸素:ボンベの残量確認、停電時の対応確認
- 電動ベッド:手動切り替え方法の確認
要介護者がいるご家庭へ
- 避難所のバリアフリー状況を事前確認
- 必要な医薬品は3日分以上確保
- かかりつけ医の緊急連絡先を確認
子育て世帯への情報
明日の学校・保育園の対応
多くの自治体で、15日の臨時休校・休園が決定しています:
- 仙台市:全小中学校で臨時休校決定
- 福島市:公立保育園は7時開園も早めのお迎え要請
- 札幌市:15日朝の判断、6時にHP掲載予定
子どもの不安への対処法
- 台風を怖がる子には「お家が守ってくれる」と安心させる
- 停電時は懐中電灯で影絵遊びなど楽しい活動に
- 防災グッズの準備を一緒に行い、主体性を持たせる
経済への影響
観光業への打撃
夏休み前の3連休最終日に台風直撃となり、観光業界では大きな影響が出ています:
- 北海道:富良野・美瑛地区のホテルでキャンセル率30%超
- 東北:松島、平泉などの観光地で団体客キャンセル相次ぐ
- 航空会社:15日の羽田-新千歳線など主要路線で欠航決定
物流への影響
- ヤマト運輸:東北・北海道向け荷物の集荷停止
- 佐川急便:15日の配達遅延見込み
- 日本郵便:東北6県で配達見合わせの可能性
農業・漁業への影響(詳細版)
農業被害の懸念
農林水産省は緊急対策を発表:
- 水稲:東北・北海道で出穂期
- 強風による白穂・不稔のリスク
- 倒伏防止の排水対策を緊急実施
- 野菜:ハウス栽培に深刻な被害予想
- トマト、きゅうりの収穫を前倒し
- ビニールハウスの補強・撤去判断
- 果樹:収穫期前の落果被害
- りんご(青森):防風網の設置急ぐ
- さくらんぼ(山形):既に収穫期終了で被害軽微
- 畜産:停電による影響大
- 搾乳不能による乳房炎リスク
- 発電機の燃料確保が急務
漁業への影響
- 養殖業:三陸沿岸のワカメ・ホタテ養殖施設で被害懸念
- 定置網:撤去作業が間に合わず、破損リスク高
- 漁船:避難完了も、一部で係留不備の恐れ
専門家の見解(追加情報)
防災システム研究所・山村武彦所長のコメント
「7月の台風は多くの人が油断しがちです。特に北海道では、台風対策の経験が少ない住民が多く、『まさか7月に』という心理が働きます。しかし、気候変動により台風の発生時期や進路は変化しています。『想定外』を『想定内』にする意識改革が必要です」
日本気象協会・田代大輔気象予報士の解説
「台風5号の特徴は移動速度が速いことです。通常の台風より準備時間が短く、急激に天候が悪化します。また、北上に伴い温帯低気圧の性質を帯びてきており、強風域が広がる傾向にあります。中心から離れた場所でも油断は禁物です」
Q&A – よくある質問
Q: 明日は会社に行くべきですか?
A: 命を最優先に考えてください。多くの企業が在宅勤務を推奨しています。公共交通機関も計画運休の可能性が高く、無理な出社は危険です。上司に相談し、在宅勤務や時差出勤を検討してください。
Q: 停電はどのくらい続きますか?
A: 過去の事例では、都市部で数時間〜1日、山間部では3日以上続くケースもあります。倒木による断線が多い場合は復旧に時間がかかります。3日分の備えをお願いします。
Q: 避難所に行くべきタイミングは?
A: 避難指示(レベル4)が出たら必ず避難してください。高齢者等避難(レベル3)の段階で、移動に時間がかかる方は避難を開始してください。暗くなってからの避難は危険です。
最新情報の入手方法
- 気象庁:https://www.jma.go.jp/
- NHKニュース防災アプリ:プッシュ通知で最新情報
- Yahoo\!防災速報:地域設定で詳細情報
- 各自治体の防災メール:避難情報をリアルタイム配信
- Twitter:#台風5号 #台風情報 でリアルタイム情報
まとめ – 今夜が山場
台風5号(ナーリー)は、14日月曜夜に東北地方を直撃し、15日朝には約60年ぶりに北海道へ7月台風が上陸する見込みです。
📌 最重要ポイント
- 東北の方:今夜22時頃が最も危険。今すぐ安全確保を
- 北海道の方:明朝の通勤は不可能。在宅勤務の準備を
- 全地域共通:停電は3日続く想定で準備。命を守る行動を最優先に
気象災害において「大丈夫だろう」は禁物です。「もしかしたら」の気持ちで、最大級の警戒をお願いします。皆様の無事を心よりお祈りしています。
この記事は2025年7月14日18時時点の情報に基づいています。最新情報は気象庁等の公式発表をご確認ください。