松山ケンイチ、USオーディションでピクサー悪役を勝ち取る!日本人俳優の快挙

2025年7月3日、東京都内で開催されたディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』の七夕ジャパンプレミアで、俳優の松山ケンイチ(40)がサプライズ登場。なんとUSオーディションを突破して、日本版声優として参戦することが発表された。松山は「自分史上、たぶん一番の最悪な敵役」と笑顔を見せながら、この快挙について語った。

日本人俳優がUSオーディションで勝負!その意味とは

通常、海外アニメの日本版声優は、配給会社が国内でキャスティングするのが一般的。しかし松山ケンイチは、あえてUSオーディションという高いハードルに挑戦し、見事に役を勝ち取った。これは日本人声優の実力が世界レベルで認められた証でもある。

「正直、USオーディションは無理だと思っていました。でも、挑戦しないと後悔すると思って。合格の連絡が来た時は、信じられなくて何度も確認しました」

松山が演じるのは、コミュニバース(宇宙連合)の支配を目論む戦闘種族を率いるエイリアン戦士「グライゴン」役。ピクサー作品では珍しい「純粋な悪役」という点でも注目を集めている。

なぜ今、松山ケンイチが「最悪の敵役」なのか?キャリアの転換点

松山ケンイチといえば、『デスノート』のL役で見せた独特の演技が印象的。繊細で知的なキャラクターのイメージが強い彼が、なぜ今「最悪の敵役」に挑戦するのか。

40歳の節目に選んだ「悪役転向」の理由

これまでの代表的な役 役柄の特徴
L(デスノート) 天才探偵、繊細で知的
カムイ(カムイ外伝) 孤高の忍者、正義感あり
聖徳太子(聖徳太子) 聖人、慈悲深い
グライゴン(星つなぎのエリオ) 純粋な悪、冷酷な戦士

「40歳になって、新しいことに挑戦したくなったんです。今までとは180度違う役。子どもたちに『怖い!』と言われるような悪役を演じてみたかった」と松山は語る。

ピクサー史上珍しい「純粋悪役」の希少価値

ピクサー作品の悪役といえば、どこか憎めなかったり、実は深い事情があったりすることが多い。しかし、グライゴンは違う。

歴代ピクサー悪役との決定的な違い

  • トイ・ストーリーのロッツォ:過去のトラウマが原因
  • Mr.インクレディブルのシンドローム:憧れの裏返し
  • リメンバー・ミーのエルネスト:名声への執着
  • グライゴン(今作)純粋に宇宙征服を楽しむ悪

「ピクサーから『今回は本当に悪い奴をやってください』と言われて、逆に新鮮でした。子どもが本気で怖がる悪役って、実は難しいんです」

親子で楽しめる?それとも子ども泣かせ?話題沸騰の理由

SNS上では早くも「松山ケンイチが子どもを泣かせる」「うちの子、耐えられるかな」といった親たちの心配の声が上がっている。

実際に試写会で起きた「事件」

関係者によると、試写会では実際に泣き出す子どもが続出したという。しかし、それこそが制作陣の狙いだった。

「最初は怖くても、エリオが立ち向かう姿を見て、子どもたちも勇気をもらえる。本当の怖さを知って、本当の勇気を学ぶ。それがこの作品のテーマなんです」(ディズニー関係者)

声優界に衝撃!実写俳優のUSオーディション合格が示すもの

松山ケンイチのUSオーディション合格は、日本の声優界にも大きな影響を与えている。

業界関係者の反応

  • 「実写俳優がUSオーディションに挑戦する時代が来た」
  • 「日本人の演技力が世界基準で評価された証拠」
  • 「これからは国内だけでなく、世界を視野に入れた活動が必要」

ベテラン声優のA氏は「松山さんの挑戦は、声優という仕事の可能性を広げた。若手声優たちにも良い刺激になるはず」とコメント。

豪華日本版キャストと松山ケンイチの化学反応

七夕ジャパンプレミアには、松山ケンイチのほか、主人公エリオ役の川原瑛都、オーリー役の清野菜名らが登壇。特に注目されたのは、主人公と悪役の声優同士の掛け合いだった。

川原瑛都vs松山ケンイチ、収録現場の緊張感

川原瑛都(エリオ役)は収録について次のように振り返る:

「松山さんがブースに入ってくると、本当に空気が変わるんです。優しい松山さんが、マイクの前では恐ろしいグライゴンに。正直、ビビりました(笑)」

なぜ松山ケンイチだったのか?USオーディション合格の決め手

USオーディションには、世界中から多くの俳優が参加したという。その中で松山ケンイチが選ばれた理由とは?

制作陣が明かす「3つの決め手」

  1. 低音の迫力:「彼の声には、自然な威圧感がある」
  2. 演技の幅:「静と動、両方を使い分けられる」
  3. 国際的知名度:「『デスノート』で世界的に知られている」

特に評価されたのは、「無言の圧」を表現できる能力。セリフがない場面でも、呼吸だけで恐怖を演出できる技術が決め手になったという。

松山ケンイチからの挑戦状!「親子で観に来てください」

プレミアイベントの最後、松山は観客に向けて「挑戦状」を投げかけた。

「お父さん、お母さん。お子さんが『怖い』って言っても、最後まで観せてあげてください。きっと、グライゴンを倒したエリオを見て、『自分も頑張る!』って言ってくれるはずです。それが僕からの挑戦状です!」

SNSで早くも話題沸騰!ファンの期待と不安

発表後、X(旧Twitter)では「#松山ケンイチ悪役」がトレンド入り。様々な反応が寄せられている。

話題のツイートまとめ

  • 「Lが悪役とか最高すぎる」(1.2万いいね)
  • 「子ども連れて行くの怖いけど行く」(8,500いいね)
  • 「USオーディション合格はガチですごい」(6,700いいね)
  • 「松ケンの新境地、絶対観る」(5,200いいね)
  • 「ピクサーで純粋悪役って新しい」(4,800いいね)

『星つなぎのエリオ』を10倍楽しむための予備知識

8月1日の公開に向けて、作品をより楽しむためのポイントをまとめた。

押さえておきたい3つのポイント

ポイント 詳細
グライゴンの正体 宇宙最強の戦闘種族のリーダー
エリオとの対決 11歳の少年vs最悪の敵の構図
松山の演技注目点 無言シーンでの「圧」の表現

公開情報と前売り特典

  • 公開日:2025年8月1日(金)
  • 前売り開始:7月14日(月)
  • 特典:グライゴンvsエリオの特製カード(先着)
  • 料金:通常2,000円、親子ペア3,000円

まとめ:松山ケンイチの挑戦が示す、エンタメ界の新時代

USオーディションを突破し、ピクサー作品で「自分史上最悪の敵役」に挑む松山ケンイチ。この挑戦は、単なる一俳優の新境地開拓にとどまらない。日本人俳優が世界基準で勝負できる時代の到来を示している。

40歳の節目に選んだ「悪役転向」。子どもを泣かせるかもしれない恐ろしいグライゴン。しかし、それを乗り越えた先にある感動こそが、ピクサーが贈る最高のプレゼントかもしれない。

2025年8月1日、松山ケンイチの新たな挑戦を、ぜひ劇場で体感してほしい。「最悪の敵役」が、最高の思い出になることを信じて。

投稿者 hana

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