JUN子役時代の幻の名作が18年越しに日本初公開!
「ついにこの日が来た!」世界中のSEVENTEENファンが歓喜に沸いている。2025年7月7日、JUNが子役時代に出演した香港映画「野。良犬」の予告編と場面写真10点が一挙公開された。撮影から18年、長年「幻の名作」として語り継がれてきた作品が、8月8日よりついに日本初公開される。
18年間封印されていた理由
なぜこれほどまでに長い間、日本のファンは「野。良犬」を観ることができなかったのか。2007年に香港で限定公開された本作は、当時まだ無名だったJUNの出演作として、ごく一部でしか話題にならなかった。しかし、彼がSEVENTEENのメンバーとして世界的スターになると、状況は一変した。
ファンたちは必死に映像を探したが、正規のルートでは入手不可能。断片的な映像がSNSで共有されるたびに「完全版を観たい」という声が高まり、まさに「幻の名作」と化していた。この18年間の待望が、ついに報われる時が来たのだ。
子役JUNが見せた圧倒的演技力
本日解禁された予告編で最も衝撃的だったのは、幼いJUNの演技力の高さだ。流暢な広東語を操り、心を閉ざした少年の複雑な感情を繊細に表現する姿は、現在のパフォーマーとしての実力の原点を見せつける。
第3回香港電影導演会新晋導演獎で新人賞を受賞し、第27回香港電影金像獎では新人賞にノミネート。これらの栄誉は、単なる話題性ではなく、純粋な演技力が評価された証だ。
香港映画界のレジェンドたちとの共演
「野。良犬」でJUNと共演したのは、香港を代表するスターたちだ。主演のイーソン・チャンは香港の「歌神」と呼ばれる大スター。さらにジョージ・ラム、エリック・ツァンといったレジェンド俳優たちが脇を固める。
当時まだ子供だったJUNが、これらの大物俳優たちと対等に演技で渡り合う姿は、彼の天賦の才能を証明している。特にイーソン・チャンとの心の交流を描くシーンは、年齢を超えた演技のぶつかり合いが見どころだ。
デレク・クォック監督が描く人間ドラマ
本作は「西遊記はじまりのはじまり」で知られるデレク・クォック監督の長編デビュー作。派手なアクションに頼らず、登場人物の内面を丁寧に描く作風は、この頃から確立されていた。
孤独なギャングと心を閉ざした少年。社会の底辺で生きる二人の魂の交流を、香港の街を舞台に描いた本作は、2007年の香港映画を代表する人間ドラマとして高く評価されている。
ファンが最も知りたかったJUNの原点
SEVENTEENのパフォーマンスにおいて、JUNは卓越した表現力で知られている。ダンスの一つ一つに感情を込め、歌声に物語を乗せる彼の表現力の源泉が、この映画にあったことが今回明らかになった。
「小さい頃はずっと香港で撮影していたので、広東語はすごく上手に話せていました」というJUNの言葉からは、香港での俳優経験が、現在の多言語を操るグローバルアーティストとしての基盤になっていることがわかる。
SNSで爆発的に広がる話題
予告編公開からわずか数時間で、「#JUN野良犬」はSNSトレンド1位に。世界中のファンが一斉に反応し、各国語で感想が飛び交っている。
- 「18年待った甲斐があった!」(日本)
- 「子役時代のジュンがこんなに演技上手だったなんて」(韓国)
- 「我们的骏终于回来了!」(中国)
- 「This is why JUN is such an amazing performer」(アメリカ)
特に印象的なのは、世代を超えた反響だ。SEVENTEENファンだけでなく、香港映画ファンからも「隠れた名作が日の目を見る」と歓迎の声が上がっている。
8月8日公開に向けた期待の高まり
東京のシネマスマート新宿を皮切りに全国で順次公開される「野。良犬」。すでに前売り券の問い合わせが殺到し、一部の劇場では追加上映の検討も始まっているという。
配給会社は「想定を大きく上回る反響に驚いています。JUNさんのファンの熱意と、作品自体の魅力が相乗効果を生んでいます」とコメント。特別上映会や舞台挨拶などのイベントも計画中だ。
映画館でしか味わえない特別な体験
「野。良犬」は単なるアイドル映画ではない。香港映画の黄金期を彷彿とさせる映像美、心に響く人間ドラマ、そしてJUNの原点。これらすべてが大スクリーンで融合する時、観客は特別な感動を体験することになる。
18年という時を経て、技術の進歩により映像もリマスター。当時の香港の街並みや、俳優たちの表情がより鮮明に蘇る。
K-POPと香港映画の架け橋に
今回の公開は、単なる過去作品の上映以上の意味を持つ。K-POPという韓国発の文化現象と、かつてアジア映画を牽引した香港映画。この二つの文化が、JUNという一人のアーティストを通じてつながる瞬間だ。
香港映画の新たなファン層開拓、K-POPファンの映画への関心喚起。「野。良犬」は、エンターテインメントの新しい可能性を示している。
世界が注目する日本公開
興味深いことに、日本での公開決定は世界中で話題となっている。中国や韓国、東南アジアのファンからは「なぜ日本が先なの?」という羨望の声も。これに対し配給会社は「日本のファンの熱意が決め手だった」と説明している。
今後、他国での公開も検討されており、「野。良犬」は2025年のアジア映画界の話題作となりそうだ。
JUNのメッセージが示す未来
今回の公開について、JUNからのコメントはまだない。しかし、彼が常に語る「過去の経験すべてが今の自分を作っている」という言葉が、この映画の持つ意味を物語っている。
子役時代の経験、香港での生活、そして現在の活動。すべてがつながって、今のJUNという唯一無二のアーティストが存在する。「野。良犬」は、その軌跡の重要な一片だ。
カウントダウン開始!8月8日まであと1か月
7月7日の予告編公開から、8月8日の劇場公開まで、ちょうど1か月。この期間、ファンたちは様々な方法でカウントダウンを楽しむことだろう。SNSでの考察、過去のインタビュー発掘、そして何より、18年間の思いを胸に。
長い間「幻」だった作品が、ついに現実のものとなる。その瞬間を、多くの人と共有できることを楽しみにしている。
作品情報
項目 | 詳細 |
---|---|
タイトル | 野。良犬 |
公開日 | 2025年8月8日(金) |
監督 | デレク・クォック |
出演 | イーソン・チャン、JUN(SEVENTEEN)、ジョージ・ラム、エリック・ツァン |
製作年 | 2007年 |
上映時間 | 約110分 |
配給 | (配給会社名) |
公開劇場 | シネマスマート新宿ほか全国順次 |
まとめ:18年越しの感動がスクリーンで待っている
2007年の香港で生まれ、2025年の日本で花開く「野。良犬」。SEVENTEENのJUNが子役時代に残した演技の軌跡が、18年の時を超えてファンのもとに届けられる。
これは単なる映画公開ではない。一人のアーティストの成長物語であり、ファンの愛情が実を結んだ瞬間であり、そして新たな文化交流の始まりでもある。8月8日、映画館で待つのは、18年分の感動だ。
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