台風11号沖縄子連れ家族防災 台風11号沖縄子連れ家族防災 2025年8月12日午前9時現在、台風11号(プードル)が沖縄の南を西進しており、12日夕方から13日朝にかけて沖縄県の先島諸島に接近・通過する見込みです。気象庁は強風、高波、大雨について厳重な警戒を呼びかけています。 台風11号の現在位置と進路予想 台風11号は12日午前9時現在、沖縄の南を時速約15キロで西進中です。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。 時刻 位置 中心気圧 最大風速 最大瞬間風速 8月12日 9時 沖縄の南 985hPa 23m/s 35m/s 8月12日 21時(予想) 先島諸島近海 980hPa 25m/s 35m/s 8月13日 9時(予想) 東シナ海 990hPa 20m/s 30m/s 先島諸島への影響と警戒事項 風の影響 12日夜遅くから13日明け方にかけて、先島諸島では最大風速25メートル、最大瞬間風速35メートルの非常に強い風が吹く見込みです。これは立っていることが困難になるレベルの暴風で、以下のような被害が予想されます: 屋外活動の完全停止:外出は極めて危険 飛来物による被害:看板、屋根材、植木鉢などが飛散 停電の可能性:電線の断線や電柱の倒壊 建物被害:窓ガラスの破損、屋根の損傷 雨の影響 台風の接近に伴い、先島諸島では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る可能性があります。総雨量は150-200ミリに達する恐れがあり、以下の現象に警戒が必要です: 土砂災害:急傾斜地や崖地での土砂崩れ 河川の氾濫:短時間での水位上昇 低地の浸水:排水能力を超える雨量 道路冠水:アンダーパス等での車両立ち往生 海の影響 沖縄地方の沿岸部では波の高さが6メートルに達する大しけとなる見込みです。特に以下の点に注意が必要です: 海岸線への接近禁止:高波による事故防止 港湾施設の被害:係留船舶への影響 海上交通の麻痺:船舶運航の全面停止 沿岸部の浸水:高潮と高波の複合災害 台風11号の特徴と命名の由来 今回の台風11号は「プードル」という名前が付けられています。これは台風委員会が定めた140個の名前リストの中から順番に選ばれたもので、北朝鮮が提案した名前です。プードルは犬の品種を意味しており、台風の名前としては比較的可愛らしい印象を与えますが、実際の威力は侮れません。 2025年の台風発生状況 台風11号の発生により、2025年の台風発生数は平年値(8月中旬で約11個)と同程度となっています。しかし、今年の特徴として以下の点が挙げられます: 発生海域の北上:従来より北の海域で発生するケースが増加 進路の予測困難:気圧配置の不安定化により進路が変わりやすい